ココリセ|北九州のセラピー&カウンセリング

花の気持ち

11月2日3日のCOCORISEコンステレーションが無事終了しました。
今回は、参加人数を増やしての開催でしたので、
やはり深い展開となり、また改めてご報告したいと思います。

さて、

コンステレーション、懇親会、終了後のこと。

後片付けしながら、少し前に1周年記念のお祝いで頂いた
アレンジメントに霧吹きしていると


みんなまだイキイキしていたのですが、
センターに位置していたガーベラの花びらに
茶色の斑点が出て傷んでいました。

なので、抜き取ったのです。

そのとき、
一瞬、息が止まりました。

ガーベラの茎に、細い金属の芯が入っているのを見て。


華道では、茎を真っすぐにするために
針をさすと聞いたことがありますし、

アレンジメントでは私は初めて見ましたが、
よくある手法なのかもしれません。

大袈裟に考えることではないのでしょうが、

それでも、胸が苦しくなって、
身体の内側に痛みを感じたのです。

栄養や水分、呼吸が通る道に
隙間なく金属が通されて

他の花たちと一緒に並ぶために
真っ直ぐにさせられて。

そんな風に感じたのは

コンステレーション後だったので、

ちゃんとしなさいと
社会に合せるようにと
落ちこぼれないようにと

求められ続けられた痛み
自分に求め続けた苦しみが

リンクしたのかもしれません。


痛かったね
がんばってここにいてくれて
ありがとう


と、金属を抜き
大きくひと呼吸。


他の花たちよりも先に
枯れてしまったため

この体験をギフトとして頂くね
ありがとう、と
さよならしました。


30年前に出会った、
フラワーアーチスト高橋永順さんの言葉が脳裏に流れます。


「曲がっている枝の素敵さに気がつくようになれば、
その日からいける花が違ってきます」


アレンジメントのガーベラは役目を終えますが、

私たちは、事実を見た、今ここから、
自分の花を新たに咲かせていくことができます。

新しく咲き直す、あるがままの花の
温かい土壌となることもできます。


集合無意識層の喜び《ノーベル平和賞》

広島や長崎で被爆した人たちの全国組織である
日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。

ファミリーコンステレーションの概念からすると
見られていない悲しみや苦しみが
見られることによって癒しに繋がります。

ノーベル平和賞という
世界からの注目は

今生きていらっしゃる被爆者の皆様はもちろんのこと
亡くなられた方々も
どれほど喜ばれることでしょうか。

そして、祖先のその苦しみや悲しみを
無自覚に受け取っている現代に生きる方々にも
大きな癒しが起きてくるのではないかと
希望の光を感じ、

魂が震えると、いう言葉がありますが、
私の魂だけではなく
集合無意識層で繋がっている魂と
共鳴するかのような深い体感覚のもとに
湧きあがってくる喜びで涙が溢れました。

コンステレーションに参加されたことのある方なら
なんとなくわかって頂けるかと思います。


しかし、翌日、

石破首相が、「核の共有」発言をし、
日本被団協は「怒り心頭」であると訴え、

日本国内の問題がわかりやすく
表出されました。

核兵器禁止条約に唯一の戦争被爆国である
日本が不参加であるという現実。

アメリカの核傘下にあり
「現実的な」選択に苦悩する日本。

これは、政治の話ですが、
私たちの心の中でも
同じ相矛盾する世界が繰り広げられているのだと
感じています。


そして、この相矛盾する状態に
多くの人や、多くの人間関係が
苦しんでいるように見えます。

遠い世界の話では全くなく
私たちの心の中の話であり
私たちの家庭内の話なのです。

全てが繋がっています。


日本被団協の正式名は、日本原水爆被害者団体協議会。
太平洋のビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験で
日本のマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員が
被爆したこときっかけに原水爆禁止運動が高まり、
結成されていった組織だそうです。

このビキニ水爆実験においては、
アメリカ政府と日本政府の密約や
隠された事実によって補償されず苦しまれ亡くなった
被爆者の方々が多いようです。

日本国民の目を
世論を
事実からそらすためになされたこと。

命よりも重んじられたもの。


ノーベル平和委員会のフリードネス委員長が
「被爆者の話に耳を傾けることを望む」
と語っていました。


隠されてきたもの、見られなかったものが
世界に開かれていく時代に入ったように思います。


心も同じです。

準備ができたら、
閉じている部分に耳を傾けていきましょう。
見られていないところを見ていきましょう。

それが平和と癒しと活力へのプロセスだと思います。





次回のcocoriseコンステレーション勉強会

11月2日(土)・3日(日)
詳細はこちら



お母さん、私はあなたのために

9月22日は、5名様のコンステレーションが
展開されました。
そこで共通して流れていたもの、それは

「お母さん、私は、あなたのために…」


子どもの母親への愛は
どれほど強いものか

その強さを目の当たりにしました。

無自覚に
無意識に
無条件に。


だから、
苦しい。

わからないから
苦しいのに
握りしめて
離せない。

マイルールが強い人も
~すべきが多い人も
パートナーと上手くいかない人も
子どもとすれ違っている人も
自分がわからなくなっている人も
体調不良の人も

この愛ゆえかもしれません。

マイナスに捉えるのではなく
ただ、自分の愛を知る。

それが見えてきたら
否定などせず

ただ、
認める。


固く握りしめていた手が

ゆっくりと
少しずつ
開いていく日が
来るかもしれません。


開いた手で
受け取っていけるものも
新しくできることも

あるかもしれません。



<次回cocoriseコンステレーション>

11月2日(土)11月3日(日)

詳細はこちら


目をそらさずに

人は、見たくないものから目をそらしたいものです。

しかし、
「幸せは見たくない方からやってくる」

ファミリーコンステレーション創始者バート・へリンガーの
パートナー、ソフィーが語っています。


見たくないものも目をそらさず
真正面から見ていくことは、勇気のいることです。

一人では抱えきれないことがあります。

だからこそ、周りに人たちと共にその荷を
支え合っていけるといいのです。

私たちは、
自分が思っている以上に
多くの人たちに支えられていて
多くの人たちと繋がっていて

その気づきに心を開いていくことは
想像以上に
生きる力となります。


私はここでこのまま
覚悟をもって

お越し下さる人たちと
痛みも苦しみも悲しみも支え合いながら
新しいステージへと昇華していけるように
開かれていなかった幸せを受け取っていけるように

共に歩んでいきます。




コミュニケーションを学ぶ

家族関係や仕事上の関係性についての
ご相談を受けながら、

コミュニケーションが肝だなあと
日々感じています。

もったいない!!!

と、繰り返し思うのです。

愛はあるのに
気持ちはあるのに

伝わっていない。
伝わらない。

伝え方は、
社会性で身に着けたスキルか
もしくは
親が使っていたコミュニケーション法を
無意識にセレクトするものですが

この無意識が癖モノです。

気づかないうちに

相手を嫌な気持ちにさせていたり
心の扉を閉じさせてしまったり
イライラさせたり
孤独感を感じさせたり
無気力にさせたり
怒らせたり

私も随分やらかしてきました。

伝え方は、周りに大きな影響を及ぼします。

グチグチと言葉を休みなく発し続けられた家族は、
簡単に狂気の渦に飲み込まれ
心の通常運転が出来なくなる場合もあります。

言いたいことを我慢して飲み込でいる親の場合
子どもは言葉での伝え方を学ぶ機会がなく
同じように非言語でのやりとりを選択するようになります。

関係性がどんどんもつれていきます。

シンプルに真っすぐ伝えていくことが
関係性において何よりも大事です。

ただ、このまっすぐに伝えていくという
シンプルなことが、
何より難しい。

最近は、偽Iメッセージが横行しています。

怒りをそのまま伝えるのは、真っすぐなコミュニケーションではありません。

勘違いしてIメッセージだと思い込んで
操作のメッセージを使っている人も
増えているようです。

学校で学んだ子どもたちにも多く見られます。

伝え方の勉強をしていくことは
本当の自分の気持ち、
自分の心を知っていく深い作業です。

コミュニケーション能力をUPさせることは
自分のためだけではなく
家族のためにも
緊急性のある課題だと感じています。

10月の心理勉強会は
Iメッセージを学び合います。

Iメッセージは深いので
学んだことがある人でも、実践できているか怪しい場合は
是非お越しください。

詳細はこちら


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